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11月13日、レバノンの首都ベイルート南部で、イスラエル軍の空爆で立ち上る煙=ロイター

 イスラエルのカッツ国防相は12日、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラへの軍事作戦について、「戦争の目標を達成するまで全力でヒズボラを攻撃し続ける」とX(旧ツイッター)に投稿し、停戦しない考えを明らかにした。

 ネタニヤフ政権は9月中旬、戦争の目標に、「(レバノン国境近くの)北部住民の安全な帰還」を加え、ヒズボラへの攻撃を激化させた。レバノン情勢をめぐっては、米バイデン政権が停戦に向けた働きかけを強めているが、カッツ氏はヒズボラを武装解除し、国連安保理が緩衝地帯と定めた地域の北端にあたるリタニ川の北側に追いやるまでは、いかなる取り決めにも合意しないとした。(其山史晃)

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